XOOPS CUBEの開発がついにクローズに

XOOPS CUBEの開発が事実上クローズになりましたね。
元記事:http://www.xugj.org/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=284

新しい開発メンバーが引き継がない限り、現状維持となるようです。
ただ、セキュリティフィックスは、今後も行われるということで、今現在、問題が無ければ使い続けても大丈夫ではないかと思います。

また、XOOPS CUBEの中心開発の方が、新CMS「CoBEAR」の開発に取り組むとしています。
※現在、開発を行うプログラマー、デザイナー、ウェブ系エンジニアを募集中です。

今回の事で、XOOPS CUBEに変わる(移行する)CMSなどをお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
その際に、CoBEARなどを含む他のCMSなどにXOOPS CUBEの移行できるのか・・?ということになると思います。
正式な発表はありませんが、現行のXOOPS CUBEからCoBEARへのデータ移行などの対応は難しいんじゃないかと思っています。
XOOPS CUBEは、良くも悪くも、XOOPS(XOOPSの派生版なので)自体のいいところ悪いところを極力吸収しながらバージョンアップを行ってきました。
そのため、XOOPS本体/モジュール/テーマなどは、XOOPSの仕様を元に、作成者の方の個々のお考えにそって提供されてきた感がありますので、モジュール類、他、様々な要素を加味しながら、分析していかないといけません。
それらを行うのはコスト的にも時間的にも非常に難しいでしょう。
多分、CoBEARは、XOOPS CUBEの良さを生かしながら、まったく新しいCMSになると思います。
そのためには、XOOPS CUBEに関し、一端デフォルトにして開発していかないと、開発される方の面白さや意欲が損なわれると思います。
※これは、他CMSにも言えますが、データ移行は出来るかもしれないけれど、移行ツールなどのコストは、かなりかかると思います。

現在、1パッケージ化されたXOOPS Xというディストリュービューションもあり、こちらは、作者の方のお時間の中で引き続き対応がされていくようです。
※ただし。オープンソースの大原則として保証されるものではありません。

私の場合は、福岡TOWN というサイトで使用していますが、そのまま運用し残しつつ、どこかでデフォルトでリニューアルしようと思っています。
・・・という考えはありますが、いかんせん、時間がありません。

今は、XOOPS CUBEの有志の方々に感謝したいと思います。

この記事を書いた人